2013年 06月 01日
ひかり(加) |
※おととい書いた内容に、いっぴき足してみました。
お。
ふむふむ。
これはあれだぞ。
いいぞ。
一日みっちりと陽を浴びた洗濯物たちを取り込んでいると、
いぬは、
ボキャブラリーのすくない頭のなかをいっぱいにして、
とっても、思います。
これはあれだぞ。
いいぞ。
んんんんんん。
取り込んだ洗濯物は、畳まずに床へ投げてしまいます。
太陽は、この太陽系のすべてのものの質量の、99パーセント以上を占めるのだそうです。
よくわかんない。
僕にもいぬにも。
いぬ、しっぽ振ってる。
太陽光は、うんと見上げた1億5千万キロむこうから、こうしてウチのベランダへ届くのだそうです。
わかんないね。
そうね、いぬも。
振り返ると、世田谷区の、この部屋の、
フローリングに積み上がった洗濯物の山。
ここへ、遠くの太陽のひかりがたまっている。
これは分かるね。すごく。
いぬにも。
いぬはきっと思ってる。
これはいいぞ。
あれだな。
すごくいいな。
せんたくもの。
順番としましては。
まずいぬをずりずりずりと引きずりすべらせて、僕のうしろへ追いやりまして、
洗濯物の山を眺めながら、僕も2〜3歩うしろへ下がりましょう。
勢いをつけて、
その山に、
ひょい。
ざぶーん。
実際には、ざぶーんではなくて、
ばふ、
です。
でもねもう、そんなことはどうだってよいのです。
遠くとかちかくとか。
わっかんないよもうここにあるし。陽のひかり。
タオルの繊維の小さなひだがたくさん捕まえてくれた、ベランダの。太陽の。
時間をおいて、
さっきよりも小さな音で、
ばふ、
という。
そうね、これは
いぬのぶん。
お。
ふむふむ。
これはあれだぞ。
いいぞ。
一日みっちりと陽を浴びた洗濯物たちを取り込んでいると、
いぬは、
ボキャブラリーのすくない頭のなかをいっぱいにして、
とっても、思います。
これはあれだぞ。
いいぞ。
んんんんんん。
取り込んだ洗濯物は、畳まずに床へ投げてしまいます。
太陽は、この太陽系のすべてのものの質量の、99パーセント以上を占めるのだそうです。
よくわかんない。
僕にもいぬにも。
いぬ、しっぽ振ってる。
太陽光は、うんと見上げた1億5千万キロむこうから、こうしてウチのベランダへ届くのだそうです。
わかんないね。
そうね、いぬも。
振り返ると、世田谷区の、この部屋の、
フローリングに積み上がった洗濯物の山。
ここへ、遠くの太陽のひかりがたまっている。
これは分かるね。すごく。
いぬにも。
いぬはきっと思ってる。
これはいいぞ。
あれだな。
すごくいいな。
せんたくもの。
順番としましては。
まずいぬをずりずりずりと引きずりすべらせて、僕のうしろへ追いやりまして、
洗濯物の山を眺めながら、僕も2〜3歩うしろへ下がりましょう。
勢いをつけて、
その山に、
ひょい。
ざぶーん。
実際には、ざぶーんではなくて、
ばふ、
です。
でもねもう、そんなことはどうだってよいのです。
遠くとかちかくとか。
わっかんないよもうここにあるし。陽のひかり。
タオルの繊維の小さなひだがたくさん捕まえてくれた、ベランダの。太陽の。
時間をおいて、
さっきよりも小さな音で、
ばふ、
という。
そうね、これは
いぬのぶん。
by amadatasuku
| 2013-06-01 01:25