2010年 11月 06日
夜 |
とあるお店に行ったら店員さんが「サービスです」といって、どういうわけだか、サイコロを振って出た目の数だけ、この籠のなかから好きな駄菓子をとってください、と。ひとつもいらない場合は何を出せばいいんだろうと思ったけれど、これも彼らの善意かと思うと断われないので「おっ」とか「へえ」とか言いながらサイコロを振る。
というのが一週間前。そういうわけでウチには今、6つも駄菓子が置いてある。テーブルの上におもむろに。窓際だから夜中とか、下手したら月に照らされたりとかしてやんのな。いらない駄菓子、僕はいつになったら、あなたたちを捨てても良いのでしょうか。
良心の呵責。冬の月。部屋の電気を消したらやっぱり、今日もちゃーんと薄明かりに照らされてんの。
by amadatasuku
| 2010-11-06 23:59