2008年 11月 15日
イタチと表彰状 |
僕の視線の先におばさんがいて、休憩中の同僚とおぼしき、となりの若い男の子にすごい勢いで話しかけている。うちの息子の弁当がどうだとか。
おばさんの背後の窓からは公園が見えて、公園には一匹の犬。
ほんとうならばおばさんは、今すぐ僕に気付いてレジを打ってくれなきゃ困るんだけれど、郊外のコンビニでは時々こうして、僕らお客さんは店員さんに完全に無視された格好になってしまうことがある。
お客さんの存在に気付かず、若い店員の無関心にも気付かない様子で、今度は息子が欲しがっているパソコンの話をはじめるおばさん。レジで待つ僕。窓の外に犬。立派な犬だけれど、僕はむしろこんな血統書付きのおばさんは久しぶりに見たな。と思ったよ。
by amadatasuku
| 2008-11-15 23:59